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アメリカのレコーディングエンジニア 

【アメリカのレコーディングエンジニアについて】

レコーディングエンジニアって日本とアメリカでどう違うのか?
ケースバイケースですが、大きく違うのはプロデューサーがエンジニアをやる事が非常に多い。という事です。

もちろんスタジオにはハウスエンジニアもいますし録音の仕事というのも確立しています。

これはプロデューサーという立場が日本と違う事が原因です。

日本のプロデューサーはアレンジャーに毛が生えた状態の場合が多く、アメリカのソレとは全く別物です。
もちろん仕事の質も内容も違いますが、答えは簡単です。

プロデューサーが全てを仕切ります。
企画、プリプロ、予算から最後の音決めまで。
何故プロデューサーがエンジニアをやるのかは明白です。
料理に例えて考えると
チーフシェフが理想のソースを開発するのに自分で調味料の選定や量、煮込む時間などを決めていくのが当たり前でしょう。
これを部下と2人でやると
「塩は沖縄産のがいいから手配して」
「スープに使う野菜の切り方は10センチ角に・・」
「火加減はもう少し弱く、気温を見ながらこまめに調節して・・・」
など、自分の感覚を人にいったん伝えて、それを忠実に行えるかチェックする必要があるのです。
レコーディングに置き換えると、楽器のチョイス、マイクのチョイス、HAからEQ等、こういった一連の行動を自分でやるほうが簡単で理想に近づくと思いませんか?

中には楽器演奏まで自分でこなすプロデューサーもいます。

エンジニアの中にもミックスダウンしかやらない人など様々ですが
プロとして自分が一番能力を発揮できる方法をとっています。

あの人に頼めばこんな感じに仕上がるというイメージが出来ているのです。

よくも悪くも いつものテイストをキッチリとこなせるのです。

日本のエンジニアにありがちなプロデューサの操り人形のような仕事はなんとも言いがたい作業ですね。
「EQはフォーカスライトの4バンドを入れて・・コンプは1176で・・」
等と完全指定で来る時なんかは
「自分でやっていいですよ」
とマウスを渡すときもありますが、結構ムッとされますよね。
いやいや・・絶対自分でやったほうが早いって・・。ね。
エンジニアのみなさん
今度言ってみましょう。
「自分でやった方が早いですよ」

あ・・でも 仕事一個なくなっちゃいますね。

大まかにレコーディングエンジニアなる物が何かわかったところで
次回からテクニックやアプローチの仕方など書いていきます。

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